株式会社インデス代表。1968年神戸生まれ。アート・ディレクター、グラフィック・デザイナー。
「モノ・コト・トキを表層ではなく本質そのものを理解しながら創りあげていく〜Design from Inside(社名INDESの由来)」をモットーに、コーポレート・アイデンティティ、ブランド・メーキングを中心に、大小さまざまな分野のプロジェクトを手掛ける。1995年に渡米(カリフォルニア州サンフランシスコ)後、6年間にわたりTamotsu Yagi Designにて勤務。地球環境問題を常にリードしてきたベイエリア(サンフランシスコ、バークレー)で様々なプロジェクト、デザイン活動を通して「地球環境」の大切さを痛感する。
食関係のプロジェクトを通じて出会ったバークレーのレストラン、シェ・パニーズのオーナーシェフ、アリス・ウォータース氏の影響を受けて「食」や「環境」のあり方に強い関心を抱くようになる。アップル・コンピューター(現アップル)の路面店、アップル・ストア第1号店(ロサンゼルス・グランデール)のプロジェクトでは、スティーブ・ジョブズ氏(CEO)の一切の妥協を許さない物作りの哲学を、プロジェクトを通じて強烈に体験する。これらの経験は、帰国後の自身のデザインワークおよびプロデュース活動の確固たる基盤となる。2003年9月に株式会社インデスを設立。 2013年にコンセプト立案からアート・ディレクション、建築全てのビジュアルをトータルで手掛けた京都八百一本館(㈱セントラルフルーツ)はグッドデザイン賞2015 BEST 100およびグッドデザイン賞2015未来づくりデザイン賞(経済産業省商務情報政策局長賞)を受賞する。現在は神戸を拠点に、数多くのブランディング・プロジェクトを手がけている。大学でデザイン論の非常勤講師も勤める。