佐竹食品株式会社のプライベートブランド「sasa」のアイテムのパッケージをデザインを行いました。事前リサーチで中華料理の素がたくさん売られている売り場を見ながら、すでにあるほとんどの商品が写真で構成されていること、その写真はどれもアップであることなどがわかりました。
このような商品は忙しい買い物の時間の中で、一瞬で「美味しそう！」「今夜はこれを作ろう！」と思ってもらう必要がある…それを考えると美味しそうな料理の写真がアップで大きくうつっている必要があることは理解しつつも、真っ向から反対の「イラストレーション」「シンプルな線画」「白場を活かした背景」のデザインにしました。
というのもこの商品を最初に試食した際、それは麻婆豆腐の素だったのですが、売り場にあったほかの麻婆豆腐の素を一通り購入し食べ比べてみました。そうするとこの商品は味がとてもよく、ほかの商品よりも美味しく、これは一度購入してもらえたらリピートしたくなる！と考えた時に売り場でしっかり目立ち、次来たときも「この商品だった」と記憶に残っている必要があったため、思い切ったデザインにしました。